フライの雑誌-第98号

フライの雑誌第98号
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フライの雑誌特集シマザキ・ワールド13 島崎憲司郎

マシュマロブーム、北岡竿、この夏の収穫、ココロの舵
SHIMAZAKI WORLD13
text&photo by Kenshiro Shimazaki

ちょっと立ち読み

(本文より)◆この「シマザキワールド」は、前にも述べた通り内容は全て当方にお任せという本誌創刊者の故中沢孝さんの「発明」による不定期の珍連載なのだが、今回は「ぜひマシュマロピューパも入れておいてください」との御要望が現編集人からあった。珍しくそんなリクエストをしてくるところをみると、ブームというほどのことはないにせよ、何となく気になる存在ぐらいにはなりかけているもののようだ。、、、

2年ぶりのシマザキ・ワールドをお届けします。ご本人による「マシュマロピューパ」タイイング解説、未発表シマザキフライの初公開など、フライフィッシャーはぜったいに見逃せない大特集。『フライの雑誌』ならではの全24ページの圧倒的ボリュームでお届けします。これが2012年島崎憲司郎の本気、最新版『水生昆虫アルバム』です。

マシュマロブーム / マシュマロピューパの15年
なぜこんなに釣れるのか / 誰も知らないマシュマロボディのルーツ 
北岡竿にゾクッと来た / 「この家、ケモノ臭くない?」
非常時に改めて知る我が釣り馬鹿度
その1 (2011・3・11 震度6) その2(2012・8・7 川で転んで)
バカは紫外線なんて気にしない / 自然治癒力…「俺はカニかよ」の顛末
この夏の収穫 / 昆虫少年 / ココロの舵

コラム:
マシュマロピューパのタイイング タイイング・解説 島崎憲司郎
・マシュマロ使い・たちからの証言 編集部まとめ
ポッサムとオポッサムについて/シマザキ式サバイバルジュースの作り方
観察者・シマザキ・のルーツ 編集部

シマザキフライズ:
マシュマロピューパ/マシュマロメガビートル/マシュマロプチバグ/
マシュマロシケーダ/スイングピューパ/ソフトクリームアント/
ループミッジピューパ/フラットニンフB

特集2◎日本釣り場論70

ロングインタビュー 漫画家 いましろたかしさん 話題のマンガ『原発幻魔大戦』
ぼくたちは永遠に釣りができるわけではない。

●いましろたかしさんは1986年に商業誌デビューした人気マンガ家だ。マニア級な釣り好きとしても知られている。いましろさんは2011年6月、それまで『コミックビーム』誌に連載していた釣りマンガをとつぜん中断。・反原発マンガ・と称した新連載『原発幻魔大戦』を始めた。

●第1話はいきなり・ドッカーン・という原発の爆発で始まる。次のページでは主人公サトーくんが額にたて線を垂らしながら「関東はもう終わってしまった…」とつぶやく。以降はほぼ現実とリアルタイムで日本政府、官僚、マスメディアその他もろもろを真っ向から批判する。官邸前の反原発デモに出かけるサトーくんの行動は、漏れ聞く最近の作者いましろさんの日常と重なる。

●これまでいましろマンガは一般には脱力系だとか私漫画系と評されることがあった。対してこの『原発幻魔大戦』は社会派バリバリで一直線に熱い。「いましろたかし」が『原発幻魔大戦』に向かう、その深層と真相について聞いた。もちろん釣りのお話も。(編集部)

税込1,350円〈2012年11月10日発行〉
表紙撮影:島崎憲司郎
ISBN 978-4-939003-53-0

>季刊『フライの雑誌』第98号の広告一覧 編集部のコメント付き


内容紹介

フライの雑誌第98号-01
フライの雑誌第98号-02
フライの雑誌第98号-03
フライの雑誌第98号-04
フライの雑誌第98号-06
フライの雑誌第98号-07
フライの雑誌第98号-08
フライの雑誌第98号-09
フライの雑誌第98号-10
フライの雑誌第98号-11
フライの雑誌第98号-12
フライの雑誌第98号-13
フライの雑誌第98号-14

◎フライフィッシングのある暮らし
季刊[フライの雑誌]第98号

※期間限定でピックアップ「ちょっと立ち読み」公開します。

002 ロッドをザックに詰め込んで11 情報を鵜呑みにするほどウブじゃない
釣り人はメディアコントロールに弱い? 残間正之

006 釣ったり、釣られたり11
ダメ! って言われても… つがおか一孝

009 特集◎シマザキ・ワールド13 島崎憲司郎
SHIMAZAKI WORLD13 text&photo by Kenshiro Shimazaki

034 悩まないフライマンたちへ34 今ごろスペイキャスト始めました。
●「思い通りの釣りをするのに必要不可欠なのがキャスティング」 中馬達雄
ちょっと立ち読み

038 パニック・ライズ・逆転サヨナラ3ランホームラン2012
●話題の「ヘンタイ桂師」最前線 松井真二

044 高原町通信・移住一年 田の神様(たのかんさぁ)と大ヤマメ
ちょっと立ち読み
●川崎から宮崎の山村へ移住したフライフィッシャーのあまりにも濃厚な日々 牧浩之

050 「やったー、やったー」
●『朝日のあたる川』の男、その後 真柄慎一

054 釣り場時評72
外来魚問題、大規模開発事業、放射能汚染
少数で異端の批判者として事実に基づき発信すること/新刊『淡水魚の放射能』
●新刊『淡水魚の放射能』発行の意味を語ります。 水口憲哉

057 連載 優しき水辺91
斉藤ユキオ

058 隣人のフライボックス91
菊池繁夫さんのフライボックス

062 デンマークの池で ─桜とタンポポとバンブーロッド
内海慶春

064 Radical Bamboo Rod Builders
ちょっと立ち読み
どん欲なスイスの天才職人 カート・ザンブラン Kurt Zumbrunn
Todd E. Arai Larson/永野竜樹
●こんなバンブーロッドは見たことがない! 一目で分かるその違い

072 日本釣り場論70 ロングインタビュー
漫画家 いましろたかしさん
話題のマンガ『原発幻魔大戦』 ぼくたちは永遠に釣りができるわけではない。

078 人生にタックル40
安くて古くて、ちょっと怪しい宿が好き。カブラー斉藤

090 向かい風 | 樋口明雄
ちょっと立ち読み
●つがおか一孝さんとコラボレートした樋口さんの新刊『天空の犬』がヒット中

096 プレビュー掲載 大岡玲『文豪たちの釣旅』
釣りで人は救われるか? 〈立原正秋〉
ちょっと立ち読み
●NHKラジオ深夜便で紹介された新刊『文豪たちの釣旅』(大岡玲著)より〈立原正秋─「釣りで人は救われるか?〉の冒頭をまるごと掲載します

102 読者通信

発行所:(有)フライの雑誌社
〒191-0055 東京都日野市西平山2-14-75
TEL.042-843-0667 FAX.042-843-0668
info@furainozasshi.com
編集発行人:堀内正徳
表紙撮影:島崎憲司郎
印刷製本:(株)東京印書館 禁・無断転載

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