『フライの雑誌』第75号の内容(一部)をご紹介します。



■2006年11月20日発行
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発行所(有)フライの雑誌社
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TEL.03-3307-5608
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(有)フライの雑誌社 2006
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特集◎釣りバリの進化論
いくら理屈をこね回しても釣りは結局、
魚の口にハリをひっかけるのが目標。
縄文時代から1万年、人と釣りバリは進化したのか、
それともなんにも変わっていないのか?
魚にとっては迷惑千万な器具でしかない
釣りバリの過去と現在を、あれこれと考えました。

◆顕微鏡は見た!ハリ先甘いか、しょっぱいか
鋭利さだけが釣りバリの性能ではないことは百も承知の上で、各社のハリ先を顕微鏡でじっくり観察してみた。 ※撮影方法:パッケージから無作為で1本を取りだし、エアで簡易清浄した後に顕微鏡撮影。全体写真は原寸。 ×50、×200のそれぞれで撮影した。
◆世界標準を追え  フックメーカーの本音  日本が世界的に胸を張れる製造業が、 釣りバリ作り。 品質へこだわるモノづくりで、とくにフライフックにおいては圧倒的な評価を得てきたのだが…。機械バリの元祖(株)土肥富 土肥芳郎社長インタビュー


◆釣りバリのふるさとを訪ねて  播州探訪記  “播州”が世界で有数の釣りバリ生産地で あることは、以前アユのドブ鉤を取材したとき分かっていた。 編集部では新しい目で播州を見たいと考え、現地へ向かった。
◆針屋彦兵衛ここにあり 釣りバリ作りにかけた一生 山深い播州になぜ釣りバリ作りの産業が興り、 今に至るまで続いているのか。その謎を解いていくと、江戸時代末期の一人の男の人生にたどり着く。 その人の名は小寺彦兵衛。人呼んで針屋彦兵衛という。

◆釣りバリの考古学 北相木人を知っていますか 釣りが楽しいのは狩猟本能を刺激するからとよく言われる。 では狩猟採集生活を余儀なくされていたギャートルズたちにとっても、釣りは楽しみでありえたのかどうか。 はるか1万年前に想像の翼を広げてみると…。

… 当時、藩は独立国のようなものである。特産品の技術は門外不出とされていた。 中でも土佐の釣りバリ作りは 一子相伝の厳しい掟で守られていた。彦兵衛は一案を計じた。 お遍路さんの姿で四国を巡れば あまり疑われないかも知れない。…(針屋彦兵衛ここにあり)

… 縄文時代の各遺跡から出土している釣りバリを概観すると、その完成度が高いことに驚く。 …縄文期の釣り糸素材には、 植物繊維、動物の毛、髪の毛、動物のアキレス腱などが使われていた。 縄文時代のそれと比べると、 私たちのフライフィッシングはいかに化学的で、自然にやさしくない釣りであることか。…

… この釣りバリで、北相木人はどんな魚を釣っていたのか。出土している骨軸5ミリほどの魚の種名は 判定されていない。サケなのかサクラマスなのかイワナなのか。なにしろ縄文なので、化け物みたいな ヤマメがいてもおかしくない。…(釣りバリの考古学)


縄文人もマス釣りがお好き?


特別企画◎シマザキ・オリジナルノット&ノットツール解説
シマケンループノット/ノットツール   島崎憲司郎/編集部まとめ

新装版「水生昆虫アルバム」付録の「シマザキワールド11」に登場していた、耳慣れないノットをご記憶だろうか。 「シマケンループ」あるいは「シマケンループノット」とは、島崎憲司郎さんの考案によるオリジナルノットである。 …シマケンループノットは、手作りの単純なノットツールを使うことで、あらかじめ想定したサイズのループで、 誰にでもごく簡単に結べる。ループの形はより真円に近く、フライの動きの自由度が高い。正確な径で作れ、 結び目がノンスリップなので、リーダーとティペットを結ぶループトゥループにも最適だ。 …例えばユスリカのピューパの釣りの時、フライがティペットの先で上下左右へキラメキながらフリーで動く、 そのことがマス釣りにどれだけの効果をもたらすかは、容易に想像がつく。ストリーマーなどリトリーブの 釣りでの優位点は言うまでもない。ドライフライでは高いドラグ回避効果が期待される。… 島崎憲司郎氏の オリジナルノット&ノットツールを初公開、詳細解説。


豪華連載陣

新連載 ドメスティック・海フライ・タイイング1
レフティーズデシーバー/クレージーチャーリー 牧浩之
ストレッチアイ2 増沢信二
もっと知りたい!バンブーロッドビルディング7
インタビュー 歴史に残る名竿はどこが違うか 風 磊人
シニアにやさしいフライフィッシング 9 シニアのためのフライ入門 編集部


悩まないフライマンたちへ11 海を制するにはまずデータから 中馬達雄

新連載 どこでもフォルスキャスト1 八ヶ岳で投げる 坂本雅也







人と自然の関わりを考える

日本釣り場論41 どうする、どうなる、屈斜路湖
松本大学フライフィッシング講義録3 受け手不在の観光行政を考える 庵 豊
釣り場時評 51 リリース禁止とフッキング・モータリティー  水口憲哉
発言! 泥にまみれて ―生物多様性が必要なのは「それが人間にとって有益だから」 浜崎魚信





グラビア

スキーナ河の秋 山岸行輝
隣人のフライボックス第68回 中村常人
優しき水辺 第67回 斉藤ユキオ
OPA!ブラジリアンフライフィッシング 後藤司右一
フォト紀行  秋の湖にて  吉元重光







よみもの エッセイ&釣行記/フィッシャーマンズコラム

Who is a fool?  谷口賢太郎
アテネ書房と「ザ・フライフィッシング」 堀内正徳
じっと手を見る 山城良介さんの手
男一匹23,000km、フライの旅  真柄慎一さん
南麓の風景3 村川正敏
キウイの島で4 成功する老いとは何か キョーコ=マーフィー
きたりもん釣り倶楽部 第4話「STAND BY ME…?」  樋口明雄
川の生き物探検隊、出動! 夏休み親子自然探検・前篇  本村雅宏
唐辛子  碓井昭司
人生にタックル 20 チェストパックを作るの巻 カブラー斉藤


フライフィッシング的ライフスタイルをたっぷり3か月楽しめる
『フライの雑誌』第75号は11月20日発行です。
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