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■2006年11月20日発行
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発行所(有)フライの雑誌社
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(有)フライの雑誌社 2006
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特集◎釣りバリの進化論
いくら理屈をこね回しても釣りは結局、
魚の口にハリをひっかけるのが目標。
縄文時代から1万年、人と釣りバリは進化したのか、
それともなんにも変わっていないのか?
魚にとっては迷惑千万な器具でしかない
釣りバリの過去と現在を、あれこれと考えました。
◆顕微鏡は見た!ハリ先甘いか、しょっぱいか
鋭利さだけが釣りバリの性能ではないことは百も承知の上で、各社のハリ先を顕微鏡でじっくり観察してみた。
※撮影方法:パッケージから無作為で1本を取りだし、エアで簡易清浄した後に顕微鏡撮影。全体写真は原寸。
×50、×200のそれぞれで撮影した。
◆世界標準を追え フックメーカーの本音 日本が世界的に胸を張れる製造業が、 釣りバリ作り。 品質へこだわるモノづくりで、とくにフライフックにおいては圧倒的な評価を得てきたのだが…。機械バリの元祖(株)土肥富 土肥芳郎社長インタビュー

◆釣りバリのふるさとを訪ねて 播州探訪記
“播州”が世界で有数の釣りバリ生産地で あることは、以前アユのドブ鉤を取材したとき分かっていた。
編集部では新しい目で播州を見たいと考え、現地へ向かった。
◆針屋彦兵衛ここにあり 釣りバリ作りにかけた一生 山深い播州になぜ釣りバリ作りの産業が興り、
今に至るまで続いているのか。その謎を解いていくと、江戸時代末期の一人の男の人生にたどり着く。
その人の名は小寺彦兵衛。人呼んで針屋彦兵衛という。
◆釣りバリの考古学 北相木人を知っていますか 釣りが楽しいのは狩猟本能を刺激するからとよく言われる。
では狩猟採集生活を余儀なくされていたギャートルズたちにとっても、釣りは楽しみでありえたのかどうか。
はるか1万年前に想像の翼を広げてみると…。
… 当時、藩は独立国のようなものである。特産品の技術は門外不出とされていた。 中でも土佐の釣りバリ作りは
一子相伝の厳しい掟で守られていた。彦兵衛は一案を計じた。 お遍路さんの姿で四国を巡れば
あまり疑われないかも知れない。…(針屋彦兵衛ここにあり)
… 縄文時代の各遺跡から出土している釣りバリを概観すると、その完成度が高いことに驚く。
…縄文期の釣り糸素材には、 植物繊維、動物の毛、髪の毛、動物のアキレス腱などが使われていた。
縄文時代のそれと比べると、 私たちのフライフィッシングはいかに化学的で、自然にやさしくない釣りであることか。…
… この釣りバリで、北相木人はどんな魚を釣っていたのか。出土している骨軸5ミリほどの魚の種名は
判定されていない。サケなのかサクラマスなのかイワナなのか。なにしろ縄文なので、化け物みたいな
ヤマメがいてもおかしくない。…(釣りバリの考古学)
縄文人もマス釣りがお好き?
特別企画◎シマザキ・オリジナルノット&ノットツール解説
シマケンループノット/ノットツール 島崎憲司郎/編集部まとめ
新装版「水生昆虫アルバム」付録の「シマザキワールド11」に登場していた、耳慣れないノットをご記憶だろうか。
「シマケンループ」あるいは「シマケンループノット」とは、島崎憲司郎さんの考案によるオリジナルノットである。
…シマケンループノットは、手作りの単純なノットツールを使うことで、あらかじめ想定したサイズのループで、
誰にでもごく簡単に結べる。ループの形はより真円に近く、フライの動きの自由度が高い。正確な径で作れ、
結び目がノンスリップなので、リーダーとティペットを結ぶループトゥループにも最適だ。
…例えばユスリカのピューパの釣りの時、フライがティペットの先で上下左右へキラメキながらフリーで動く、
そのことがマス釣りにどれだけの効果をもたらすかは、容易に想像がつく。ストリーマーなどリトリーブの
釣りでの優位点は言うまでもない。ドライフライでは高いドラグ回避効果が期待される。… 島崎憲司郎氏の
オリジナルノット&ノットツールを初公開、詳細解説。
豪華連載陣
新連載 ドメスティック・海フライ・タイイング1
レフティーズデシーバー/クレージーチャーリー 牧浩之
ストレッチアイ2 増沢信二
もっと知りたい!バンブーロッドビルディング7
インタビュー 歴史に残る名竿はどこが違うか 風 磊人
シニアにやさしいフライフィッシング 9 シニアのためのフライ入門 編集部
悩まないフライマンたちへ11 海を制するにはまずデータから 中馬達雄
新連載 どこでもフォルスキャスト1 八ヶ岳で投げる 坂本雅也
人と自然の関わりを考える
日本釣り場論41 どうする、どうなる、屈斜路湖
松本大学フライフィッシング講義録3 受け手不在の観光行政を考える 庵 豊
釣り場時評 51 リリース禁止とフッキング・モータリティー 水口憲哉
発言! 泥にまみれて ―生物多様性が必要なのは「それが人間にとって有益だから」 浜崎魚信
グラビア
スキーナ河の秋 山岸行輝
隣人のフライボックス第68回 中村常人
優しき水辺 第67回 斉藤ユキオ
OPA!ブラジリアンフライフィッシング 後藤司右一
フォト紀行 秋の湖にて 吉元重光
よみもの エッセイ&釣行記/フィッシャーマンズコラム
Who is a fool? 谷口賢太郎
アテネ書房と「ザ・フライフィッシング」 堀内正徳
じっと手を見る 山城良介さんの手
男一匹23,000km、フライの旅 真柄慎一さん
南麓の風景3 村川正敏
キウイの島で4 成功する老いとは何か キョーコ=マーフィー
きたりもん釣り倶楽部 第4話「STAND BY ME…?」 樋口明雄
川の生き物探検隊、出動! 夏休み親子自然探検・前篇 本村雅宏
唐辛子 碓井昭司
人生にタックル 20 チェストパックを作るの巻 カブラー斉藤
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