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『小説家の開高さん』が「今年の一冊、読書の収穫」に選ばれました。

東京銀座の老舗書店教文館は、特色あふれる良心的な本の品揃えでファンが多い。

教文館では毎年「今年の一冊、読書の収穫」というフェアを行っている。その年に話題になった本、よく読まれた本、注目を集めた本を目利きの担当者さんが数冊選び、大きく特集することで注目を集めている。

その「読書の収穫」に『小説家の開高さん』(渡辺裕一著/フライの雑誌社刊)が選ばれたと聞き、昨日出かけてきた。するとなんと、二階へ通じる壁面に『小説家の開高さん』の表紙をわざわざカラーコピーしてマウントし、ど派手にピンナップしてくださっているではないか。大いに目立っていて版元のこちらが恥ずかしくなるくらいだった。まるで発表会に出ている我が子を見るようである。

さらに、壁面へ隣接する書棚のよく目立つ位置には、手製のPOPを巻いた『小説家の開高さん』をがつんと置いてくださっていた。しかも昨日午後の時点で在庫が残り一冊となっていた。

うれしくなって思わず、お仕事中だった教文館さんの担当者さんへむりにお声をおかけして、お礼を申し述べた。担当者さんはにっこり笑顔で対応してくださって曰く、「『小説家の開高さん』は売れていますよ。」とのこと。さらに深く頭を垂れた。

この年末、銀座へお出かけの方はぜひ教文館で『小説家の開高さん』の勇姿を見てやってください。教文館の書棚には本を愛する店員さんたちのヨロコビと発見があふれています。判で押したような経営が多い今の時代にとても貴重な書店です。

階段脇で目立つ
平松洋子氏の朝日新聞書評を引用してくださったPOP

平松洋子氏の朝日新聞書評を引用してくださったPOP

あさ川日記
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