宇奈月小学校フライ教室日記

宇奈月小学校フライ教室WEB上から注文する
※以下のサイトからも購入できます

アマゾンで購入するセブンアンドワイで購入する
本やタウンで購入する<
ビーケーワンで購入する楽天ブックスで購入する

川が、ぼくらの教室だった。本当にあった環境教育のドキュメント

本村雅宏(著)-富山県黒部市教員

B6判 206頁 本体1,714円

ISBN 9784939003318


内容紹介富山県黒部川最上流の小学校で、とある教師がフライフィッシングの教室を開いた。身近な自然が、とたんにまぶしく輝き始めた。──いま注目の「環境教育」、時代に先駆けた9年間のリアルなドキュメント。せんせ。ほら。おさかな。つるよ。

大人と子どもがいっしょになって楽しむ「生涯学習」としてのフライフィッシングの遊び方も、たっぷりとご紹介しています。こんな時代だからこそお贈りしたい、胸のすくような真実の一冊です。

>『宇奈月小学校フライ教室日記』(本村雅宏著)第一章を全文無料公開します。


著者紹介

本村雅宏(ほんむらまさひろ)/1962年生。富山県下新川郡朝日町生まれ。富山大学教育学部大学院教育学研究科卒。入善町、宇奈月町、朝日町の小学校に勤務。社会教育主事として朝日町教育委員会、富山県教育委員会勤務の後、魚津市の小学校に勤務。現黒部市立若栗小学校教頭。自然活動愛好者団体「山川野遊び風呂式」フィールドナビゲーター。

目次

第一章 見えない世界
第二章 よみがえる山と川
第三章 最高の幸せ
第四章 池を作る
第五章 <フライ教室>の主役たち
第六章 フライロッドを作る
第七章 新しい<フライ教室>へ
第八章 夢はかなう
第九章 「そこらへんの川」の子どもたち
第十章 川は死なない
第十一章 移りゆく春
第十二章 「フライ教室」は眠らない
あとがきにかえて

抜粋

テレビやゲームの影響で子どもたちが自然に興味が持てなくなったなんて、わけ知り顔で言う人があるけれど、おんなじだ、子どもは。そういう見方しかできなくなった方がおかしいのだ。子どもはいつだって、未来だ。 (本文より)

各界から注目

環境新聞 2009/04/01PDFファイル
毎日新聞・全国版 2008/09/24
朝日新聞・富山版 2008/08/24
北日本新聞 2008/11/06
スポーツ報知・富山版 2008/11/07
月刊『Gijie』誌 2008/11月号
KNBラジオ 2008/10/13
CS釣りビジョン


読者からの声読者からの声
読むのがもったいないのですが、すでに半分ほど読んでしまいました。子どもたちとのやりとりに、うなずくことしきりです。我が子供も小学生になり、川にどんどん連れだしています。おかげで、私の釣りは「置いといて」状態ですが、楽しい一時です。(FT/秋田県)
読みながら「こんなにステキな教師がまだ日本にはいるんだー」と思い、ぐいぐい引っ張られて一気に読んでしまいました。私は「フライフィッシング」など知らない人間ですが、人間愛に満ちた本書は、子どもが育つ環境がどうあるべきなのか、考えさせられました。子どもの未来に良くない環境を作っているのも、私たち大人なのですね。子どもたちは共存しながら生活しているんですね。大人の私自身も、もっと自然から学ぶことをしていかなければと思います。自然はやはり私たちにとっていちばんの教師です。(SK/保育士/東京都)
黒部川上流の小学校を舞台にしたノンフィクションだ。子どもたちの生き生きとした姿がいい。子どもたちは、教師にフライフィッシングという釣りを教えられる。一匹の魚と出会うために、子どもたちは悩み、川に通い、自然を観察する。そうするなかで川の恵みと、人の生活が川に及ぼす影響が見えてくる。とりわけダムからの「排砂」の描写は強烈だ。釣りという楽しい遊びをとおして、身近な川の本来のありよう、自分たちの暮らしとの距離感を知っていく子どもたち。その過程がまさに結果として環境教育になっている。とにかく「環境を大切にしています。」とさえ言っていればそれで良いことをしているかのような昨今の風潮に、この本は小さな石を投げるかもしれない。大人が知識を植えつけるのではなくて、子どもたちが自発的に興味を持つように、閉じている窓を開いてあげるのが本当の教育だろう。この本での教師は、子どもたちに振り回されながらも、次々に新しい窓を開いて風を吹き込んでいる。こんな先生がいる小学校だったらもう一度入りたい。黒部と魚と子どもたちの明日に思いを馳せて、気持ちが明るくなる一冊だ。本文中にあるように「子どもは、いつだって未来だ。」とつくづく思う。(Amazonカスタマーレビュー)
『宇奈月小学校フライ教室日記』を読んで、とてもとても感動した。これは釣りの本というより、本当のそうあるべき「自然教育」だと、自分自身子どもをもつ親としてとても勉強になりました。このような本を出してくれてありがとうございます。(S.I./女性/会社員/ドイツ)
15年前、私も一級河川沿いの小規模校に勤務した経験があり、「釣りクラブ」を担当したことがあります。3人の釣りキチが、校長に「釣りクラブを作ってほしい」と直談判していたのです。赴任して早々、私が釣り好きということを管理職が聞きつけると、即座にクラブ担当を決定。断る理由もなく引き受けました。釣りキチたちと共に学校下のハヤ(オイカワ)、イダ(ウグイ)、フナ、コイなどを楽しみました。川虫とりをしたり川に潜ったりと川遊びもしました。休日学習として、3人を車に乗せて、離れたポイントへコイ釣りに行ったりもしました。とにかく、名前の通り、釣りを軸にした活動でした。まだ、ルアーもフライも知らない子たちでした。「こんな釣りもあるよ」と、まさしく本村さんのようにフライでハヤを釣って見せました。さらには私の竿でキャスティングレッスン、はたまた、教室でタイイングなどなど。ちょうどそのころ、「緑川環境教育」なるものが、町を挙げて行われており、本校が先陣を切って発表しました。町の担当者とは環境観が合わず、口論したこともあります。「今」を生きる子どもたちが環境を考えるためのベースは、まさに今、接している、周辺の環境なんですよね。今の、ありのままの自然環境を十分に味わってもらって、楽しさ、巧緻さ、神秘などを感じ取ってほしいものです。成長していく中で、「あれ?なんかおかしいぞ!」と思う。そこから、一人一人の、環境への働きかけが始まると思っています。自然ってすばらしいよ。そして、人は自然の中でしか生きられない、自然と共に生きていくものなんだと思い、伝えてきたように思います。3人が卒業してしまうまでの2年という短いクラブでしたが、今は、彼らもそれぞれに釣りを通して「自然」と向かい合っていることでしょう。田舎育ちの私には、山遊び・川遊びしか楽しみがありませんでした。昭和50年代、水田の耕地整理で、いくつもの川が用水路(排水路)になっていった様子をずっと見せられてきました。家から遊び場が、どんどん遠くなっていきました。「なんで俺たちの遊び場を取り上げるんだ。それに、生き物が棲めないじゃないか。」そんな憤りを今でも思い出します。そういう幼少時代でしたから、当たり前にフライフィッシングと出逢ったのだと思います。そういった思いは、おそらく本村さんと同じでしょう。本書は、そんな自分の体験と重なる面もあり、筆者と自分をダブらせて楽しく、また、懐かしく読ませていただきました。これからも読み甲斐のある『フライの雑誌』をお願いします。(大変でしょうけれども…)。 (T・I/熊本県)
楽しく面白いのだが悲しい場面もあり四季折々の描写がすばらしかったです。(Y・A/茨城県/17歳)
WEB上から注文する
※以下のサイトからも購入できます
アマゾンで購入する楽天ブックスで購入する
セブンアンドワイで購入する本やタウンで購入するビーケーワンで購入する