新装版 水生昆虫アルバム A FLY FISHER’S VIEW

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現代の古典にして大ベストセラー!

島崎憲司郎(著・写真・イラストレーション)

A4変型判(220×297ミリ)288ページ 本体価格6,285円+税

ISBN 9784939003158


内容紹介あの島崎憲司郎氏が全精力を傾けた古典的名著にして、海外からも高い評価を受けている大ヒット作。水生昆虫と魚とフライフィッシングの本質的な関係を、独特の筆致とまったく新しい視点で、衝撃的に展開します。

この本ではじめて提唱され一般的になった概念や新語は多数。その影響はフライフィッシングの世界観を変えたとまで言われるほど。釣りと自然と魚にまつわるもっとも新しい古典です。

この新装版には、著者描き下ろしの大判イラスト特別付録「シマザキワールド11」がついてきます。これまでのフライフィッシングの常識が根底から覆される前代未聞の内容です。


著者紹介

島崎 憲司郎(しまざき けんしろう)

『新装版 水生昆虫アルバム』に寄せて
『水生昆虫アルバム』という書名を自分で付けておいてこんなことをボヤくのも何ですが、この本を単なる水生昆虫の写真集ぐらいに見ている方が今だにいるんですよネ。人それぞれですから、もちろんそれでもかまわないんですが、「それじゃもったいないなァ」と思います。せっかく高いお金出して買ってくれたのにねェ…。

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本文紹介

本文紹介01Part 1 Universal View A New Fly Fishing Approach to Reading the Hatches

フライフィッシングの立場で水生昆虫の羽化を読み解く新しいアプローチ

A FLY FISHER’S VIEW Part 1

本文紹介021)イマージング・ガス 羽化する虫のオーラと気
イマージング・ガスとの関係による3+1タイプのイマージャー 体内イマージング・ガスを示唆する実例
2)ハッチ・コード われわれにとって羽化とは何なのか
ハッチ・コードの考え方と特徴。フローティング・ハッチ、水面羽化、ダイレクト・ハッチ、水中羽化、クライミング・ハッチ、離水羽化、フレキシブル・ハッチ、可変羽化
本文紹介033)BFコード 水面と昆虫の絡み方
昆虫の浮き方のフライフィッシング的解釈と12のBFコード。各BFコード解説。補足(4)光のいたずら。フィッシュ・ウインドウとライト・パターン。水中から見たBFコード。
4)Part2のための補足
改訂版水生昆虫アルバム解題。楽屋話。虫の名前の問題。ハッチの図解について。
本文紹介04Part 2 Individual View 23 Examples From My Home Rivers
23の実例 改訂版水生昆虫アルバム
本文紹介05フローティング・ハッチ-The Floating Hatches
水生昆虫アルバムの舞台裏(1)ユスリカ、コカゲロウ、ヒゲナガカワトビケラ、アカマダラカゲロウ、シマトビケラ、モンカゲロウ、フタスジモンカゲロウ、ヤマトビケラ、キイロカワカゲロウ、 ニンギョウトビケラ
ダイレクト・ハッチ-The Direct Hatches
水生昆虫アルバムの舞台裏(2)ウスバヒメガガンボ、ブユ、オオマダラカゲロウ、フタバコカゲロウ、エルモンヒラタカゲロウ、ウエノヒラタカゲロウ、シロタニガワカゲロウ。エクストラショット(1)ミヤマタニガワカゲロウ属
本文紹介06クライミング・ハッチ-The Climbing Hatches
水生昆虫アルバムの舞台裏(3)ナミフタオカゲロウ、エクストラショット(1)フタオカゲロウの仲間、チラカゲロウ、ミドリカワゲラ、エクストラショット(2)ミステリアス・ストーンフライ、コカクツツトビケラ、エクストラショット(3)ケースド・カディスの仲間、アオヒゲナガトビケラ、アキアカネ、エクストラショット(4)トンボの仲間
『水生昆虫アルバム』には「BF-Code Extention Board」が付属します。これは収録された23種の水生昆虫のBFコード(Basic Floatation Code。昆虫の浮き方をフライフィッシング的に解釈しコード化したもの)と対応して作られており、その水生昆虫がフィッシュウインドウの外側および内側で、魚からどのように見えるかそれぞれの水生昆虫の「ハッチ・マンダラ」のページでシュミレーションできます。
ハッチ・マンダラ

抜粋

島崎憲司郎氏の仕事 『フライの雑誌』編集部から

『水生昆虫アルバム/A FLY FISHER’S VIEW』は、釣りの世界に限らずテレビ、雑誌、新聞など各種媒体で精力的な活動を続ける島崎憲司郎氏の、これまで唯一の著作です。初版は1997年。執筆・編集を吟味したあまり、発行予定を一年以上も過ぎても発売されず、当時はたいへんなご心配をおかけしました(このあたりの裏事情は『フライの雑誌』第70号にご本人が書いています)。

いざ発行されると『水生昆虫アルバム』以前と以降とではフライの世界観が変わったとまで言われるほどの反響が湧き起こりました。今ではふつうに多くのフライフィッシャーマンが使っている「イマージング・ガス」はもともと島崎氏が提唱した新概念です。その他独自の発想や視点が本文中に続々と登場していることに、初めて読まれる方は驚かれることでしょう。

そのロングセラー『水生昆虫アルバム』の在庫が品切れになったため、新装版『水生昆虫アルバム』の発行となった次第です。版型、カラー頁、写真のクオリティは変わりありません。

フライフィッシングとは突き詰めれば屹立する一つのライフスタイルです。『水生昆虫アルバム/A FLY FISHER’S VIEW』は、フライフィッシャーマンがフライフィッシャーマンであることの誇りと喜びを、私たちに提示してくれます。


読者からの声読者からの声
本当のことをいえば、かつてこの雑誌に連載されていた「水生昆虫アルバム」をまとめた本だと思っていた。しかし、このAFVは違っていた。とても面白い。特にパート1。魚から見た虫の状態がフライフィッシング的にまとめられている。オオマダラカゲロウのイマージャーが水中できらめかないことにビックリ。(中略)もちろん、本題のパート2もよかった。そのチラカゲロウの項に某氏の味見実験のことが載っていたが、1989年8月の「アングリング」誌にもそのような記事が載っていたことを思い出し、見てみると、やはり…。この某氏とは島崎さんご本人のことか。それにしても1989年ころすでにこのレベルで水生昆虫を観ていたというのは、すごいの一言。(福島県/26歳)
今夜仕事から帰って読んでます。8時30分に帰っていま11時。風呂も入らずビールだけ飲んで、読む。とりあえず、付録から読むというのは、月刊マンガ誌で育った世代のクセでしょうか。本編の構成を見ると納得。アッケラカンとした散文的なサワヤカサがあります。科学的でもあります。これから風呂に入って、また読みます。(福岡県/44歳)
こんな素晴らしい本ができるのなら、発行が遅れるのは気になりません。のんびりやりましょう。(東京都/38歳)
少し値段が高いかなと思いつつ予約しましたが、内容をみて納得しました。長~く待ったかいがありました。これからもこのような本の出版をお願いします。(愛媛県/38歳)
翌日の朝まで夜通し目を通しました。水生昆虫がハッチするときは魚がライズするときでもあり、釣りをしたいジレンマにかられながらネットでイマージング中の虫を採ってながめる、そんなこんなで今年の春のいい時期を過ごしましたが、来年春も竿をほったらかしにして川岸で背中をまるめて虫をながめる自分を想像すると、こわいです。(岐阜県/32歳)
ウーン。と唸る出来栄え。ところどころの島崎流のユーモアが塩コショウ。私にはとうてい到達できない世界だから、この本は何回読んでもオモシロイ。写真もキレイで詩のようにも思える。(岩手県/43歳)

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