職人さんの手作りできっちりコンパートメントになってる箱はゾクゾクする。

さいきん、けっこう毎日毎晩フライを巻いている。今年の正月明けくらいから、何十年ぶりかでフライタイイングのモードに入っちゃった。すげえ楽しい。巻くのはいいけど、手持ちのフライボックスに入りきらなくなってきた。ただでさえフライボックスが何十個もあって、自分でもなにがなんだか分からなくなっている。そこで工房 104.5(イチマルヨンテンゴド)の樋渡さんに頼んで、フライのストックケースを新しく作っていただいた。せっかくだからと、昨日の忍野で待ち合わせたときに引き渡してもらった。

マテリアルケースの上に置いてみた。
編集部の窓際に並べてあるマテリアルケースの上に置いてみた。無垢材の風合いがいい。
通常の引き出しは3段のところを、5段にしてもらった。引き出しの内訳は、コンパーメント×2段、ウレタン敷×1段、ウレタン丸棒×1段。引き出しの上下の入れ替えは自由自在。
通常の引き出しは3段のところを、5段にしてもらった。引き出しの内訳は、コンパートメント×2段、ウレタン敷×1段、ウレタン丸棒×1段。引き出しの上下の入れ替えは自由自在。
一番上は透明アクリル張りになっていて、フライを眺められる。樋渡さんのこのストックケース、宝石入れに使っているご婦人もいらっしゃるらしい。
一番上は透明アクリル張りになっていてフライを眺められる。こんな風に職人さんの手作りできっちりコンパートメントになってる箱を見るだけでゾクゾクする。樋渡さんの作るフライストックケースはとにかくカッコいいとたいへん評判がいい。じつはわたしもこれでストックケースのオーダーは3個目。前の2個はプレゼント用と自分用だったのだが、自分用のはうちの人のアクセサリー入れにとられた。
いやー、これを満タンにするのはなかなかたいへんですよー。タイイングしがいがあるというものです。
いやー、これを全段フライで満タンにするのはなかなかたいへんですよ。タイイングしがいがあるというものです。これからは釣りに行く前夜に、このストックケースから使うフライを何本か抜いて、釣り場へ持って行くつもり。フライボックスはごくシンプルなものを一個だけにする。ストックケースからフライを選ぶ出すときは、川と虫と魚をイメージして、ああでもないこうでもないと考えるに違いない。それはきっと釣りと同じくらい楽しい時間だろう。家にいるときから釣りが始まっている。
今になってみるとちょっとやりすぎちゃった感のある第94号◉フライボックス特集。フライボックスは玉手箱、だからじっくり選びたい。いくつあってもまだ欲しい。あなたのフライボックスはなんですか?
ちょっとやりすぎちゃった感ある第94号◉フライボックス特集。フライボックスは玉手箱、だからじっくり選びたい。いくつあってもまだ欲しい。あなたのフライボックスはなんですか?