昨日の河口湖で入れ食い2016

昨日の河口湖で入れ食いした。

『フライの雑誌』第106号のトピックス欄でくわしく紹介したように、毎年5月の声を聞くと、河口湖の某所で、複数の魚種が同じ場所で同時に入れ食いになる。

昨日、今年は少し早そうだと思って様子を見に行ったところ、狙っていた「グランドスラム+1」というわけにはいかなかったが、17時を過ぎてから入れ食いになった。

場所とタイミング次第ではあるにせよ、関東近郊でこういうお気楽・お手軽でエキサイティングなフライフィッシングを楽しめる天然の釣り場は、なかなか珍しいのではないか。

黒いのはぜんぶ産卵遡上したワカサギ。湖岸でも文字通り足の踏み場もないほどにいる。
黒いのはぜんぶ産卵遡上したワカサギ。流れ込みがある湖岸ならどこでも、文字通り足の踏み場もないほどにいる。
夕方になって入れ食いモードに突入。ニゴイ。10番のパピーリーチ。
夕方になって入れ食いモードに突入。ニゴイ。10番のパピーリーチ。
これくらいのサイズでもとてもよく引く。
これくらいのサイズでもとてもよく引く。
同じ場所で尺ウグイも入れ食い。ニゴイと交互に来る。ハヤの一のしと言うくらいで、ニゴイよりも最初の突っ込みは強い。丸まると太っている。
同じ場所で尺ウグイも入れ食い。丸まると太っている。ニゴイと交互に来る。ハヤの一のしと言うくらいで、ニゴイよりも最初の突っ込みは強い。
暗くなるまで釣れ続けた。20ヤードキャストできれば誰にでも釣れます。
暗くなるまで釣れ続けた。20ヤードキャストできれば誰にでも釣れる。
2015-2016シーズンの河口湖ワカサギは6年ぶりの大豊漁だった。大喜びの河口湖漁協がつくったノボリ旗。子どもの頃から河口湖のワカサギに親しんでいるわたしも、ワカサギ豊漁はもちろん最高に嬉しい。ただ「河口湖はワカサギの湖だからもうバスとかニジマスとかの、めんどくさい外来魚はもういらない。」とか言い出しかねないのが、河口湖漁協の体質かという気もする。約40年前、河口湖漁協は「バスがワカサギをみんな食べちゃう、たいへんだ。」と大騒ぎしていたのだが、河口湖においてワカサギが全部バスに食べられちゃうことはない。当の河口湖が証明している。
2015-2016シーズンの河口湖ワカサギは6年ぶりの大豊漁だった。大喜びの河口湖漁協がつくったノボリ旗。子どもの頃から河口湖のワカサギに親しんでいるわたしも、ワカサギ豊漁はもちろん最高に嬉しい。ただ「河口湖はワカサギの湖だから、バスとかニジマスとかの、めんどくさい外来魚はもういらない。」とか言い出しかねないのが、河口湖漁協の体質かという気もする。約40年前、河口湖漁協は「バスがワカサギをみんな食べちゃう、たいへんだ。」と大騒ぎしていたのだが、河口湖においてワカサギが全部バスに食べられちゃうことはない。当の河口湖が証明している。
『フライの雑誌』第106号|〈2015年9月12日発行〉| 大特集:身近で深いオイカワ/カワムツのフライフィッシング─フライロッドを持って、その辺の川へ。|オイカワとカワムツは日本のほとんどどこにでもいる魚だ。最近になって、オイカワとカワムツがとても美しく、その釣りは楽しく奥深いことを、熱く語るフライフィッシャーが増えている。今号ではオイカワとカワムツのフライフィッシングを、大まじめに真っ正面から取り上げる。この特集を読んだあなたは、フライロッドを持ってその辺の川へ、今すぐ釣りに行きたくなるでしょう。 新連載 本流の[パワー・ドライ] Power Dry Flyfishing ビッグドライ、ビッグフィッシュ|ニジマスものがたり
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『フライの雑誌』第108号|4月5日発行
『フライの雑誌』第108号|特集1◎シマザキ・ワールド 15 レッドアイリーチから30年 島崎憲司郎/特集2◎日本の[スチールヘッド] 〈夢の魚〉を追いかける仲間たちのストーリー ニジマスよ、海を目指せ!|4月5日発行 〈ランドール・カウフマンさんが面白いネと言ったからストレッチボディ〉な裏話も掲載。Amazonで扱い開始。

魔魚狩り ブラックバスはなぜ殺されるのか 水口憲哉(著)|ブラックバスは、濡れ衣だ! 異色のベストセラー
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桜鱒の棲む川 水口憲哉(2010)
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『淡水魚の放射能 川と湖の魚たちにいま何が起きているのか』(水口憲哉=著/フライの雑誌社刊)
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