北海道新聞は取材不足ではないだろうか。

 …指定にあたり最も懸念されるのは、道内にはすでに外来種を観光やまちづくりに活用している自治体が数多くある点だ。

 …自治体の住民などからは、道に対し、指定除外の要望が相次いで寄せられているという。…

 道に求められるのは、生態系の維持と活用の両面からまず、自ら基本的な考え方を示すことだ。

 外来種の選定を有識者に委ねるだけでは、あまりに無責任な対応だ。将来に禍根を残さないためにも、その指導力が問われる。

 外来種はひとたび自然界に拡散すれば根絶は極めて困難である。…

 東京都の井の頭公園(武蔵野、三鷹両市)で昨年、外来魚対策として、池の水をすべてくみ上げて駆除する池干しが行われたのも、その一例といっていい。

北海道新聞 2014年4月16日

パブリックコメントへ寄せられた意見提出者の個人情報を流出させてしまうような北海道庁に〝指導力を発揮〟されてしまっては、それこそ〝北海道の将来に禍根を残す〟ことになる。

まして、井の頭公園池のかいぼりを例に持ち出して、「外来種はひとたび自然界に拡散すれば根絶は極めて困難である」と主張するとは呆れた。

北海道新聞は取材不足ではないだろうか。

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