なぜか埼玉にムーミン。今までの管理釣り場は廃止。

宮沢湖では、1960 年頃より西武鉄道によって「レイクサイドパーク宮沢湖」をはじめとしたレクリエーション施設が整備されてまいりました。宮沢湖の湖面や森林に代表される雄大な自然は、ムーミン作品のテーマの一つでもある「自然との共生」と「ムーミン」の棲む自然あふれるムーミン谷の世界を体現するには相応しく、また飯能市の熱心な誘致と協力を受け、フィンテック社が当施設を開設することにいたしました。
ブティック型投資銀行 フィンテック社のプレスリリース

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2017年、埼玉県飯能市の宮沢湖にフィンランドからムーミンが分家してくるらしい。宮沢湖畔にある、和情緒たっぷりのしぶいタナゴの釣り堀がこちらです。タナゴ楽しいよタナゴ。

ムーミンたちがやってくるとなると、宮沢湖のヘラブナ釣りとワカサギ釣りとバス・ギル釣りと、タナゴの釣り堀はどうなるんだろう。北欧のイメージにぴったりすぎるから心配だ。そもそも今どき埼玉に北欧持ってきて喜ぶ人がどれだけいるのだろう。

下の動画、ムーミンは埼玉に引っ越しが決まって「わーい、バンザーイ」とよろこんでいる。(うそ)

でも。スナフキンは埼玉には来ない気がする。

投資会社が20億円ぶっこむテーマパークにスナフキンが来たら、自我崩壊の大ピンチだろう。

大人の事情で来るしかないなら、スナフキンにはタナゴ釣りでもしていてほしい。

あてはないのさ。気の向くまま、風の吹くまま、ぶらぶらとね。
故郷はべつにないさ。しいて言えば地球かな。
おれは決めたんだ、世界じゅうを歩いてみようとね。
いちど決めたら最後までやりぬく、それがおれの人生さ。(スナフキン)

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※本誌読者の方から、「すでに埼玉に来ていたムーミン。」と、同じ飯能市にあるあけぼの子どもの森公園を教えていただきました。飯能市の中枢にムーミン好きがいるとしか思えない。

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続報。

ムーミン・テーマパーク建設によって、宮沢湖での釣りはできなくなるとのこと。

みやざわこフィッシングエリアは、来年3月末日を持ちまして、営業を終了させていただく事が決定いたしました。今後、宮沢湖にはテーマパークが建設されるそうです。肝心な湖自体の利用ですが、これにつきましては、入間漁協様より釣り利用は不可とのお話を伺っております。なんとも急なお話です。
飯能市を少しでも盛り上げる事ができればと言う気持ちで日々運営をしてきましたが、現実はこのような形です。来期のワカサギ卵の放流も完了し、ヘラブナ放流の為の魚の確保に動き出していた矢先のこのような展開に何ともいえない気持ちでいっぱいです。

今後、この湖がどう利用されていくのかは存じ上げませんが、少なくとも、この湖で釣りをする事が生きがいと感じているお客様がいると言う事を飯能市には解っていただきたいです。そして、ここを運営するスタッフ、多数のお客様が飯能市民だと言う事を今一度考えていただきたい。このような事になり、お客様には大変ご迷惑をおかけし、まことに申し訳ありません。

(「お客様に大切なお知らせです。」みやざわこフィッシングエリア ブログ)

個人的にはムーミン・テーマパークの中に、大人も子どもも地域の人も一緒に、気軽に楽しめる管理釣り場があっていいと思ってる。

スナフキンだって、きっとそう言うさ。

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