そっと近づけ。

昨日の田無公民館、水口憲哉氏の講演会はほぼ満席だった。内容は近々にまとめて紹介する予定です。

釣り友達が二人飛び込みで来てくれて、講演会のあと、おっさん三人で居酒屋へGO。釣りと映画と音楽と小説と、お決まりの××話がおっさんらの好物。歳食った分だけネタも多い。楽しい一日だった。

ところで昨日の友達は二人とも凄腕のライターさん。ライターの資質の第一は記憶力にあると思ってるが、昨日の二人とも超人的な記憶力をお持ちだ。たとえば映画やマンガのあらすじとか、ちょっと突つくとゾロゾロと喋り出すので、「かいつまんでお願いします」と遮ったりしてごめん。

1分昼寝すれば記憶が自動消去されるわたしみたいなのは、そんなシン・ゴジラの第3形態(観てないけど)みたいな人々と渡り合えるはずはない。だから出たとこ勝負の居合い斬りに命をかける。

友達なんだし、べつにゴジラと張り合わなくたっていいわけだけど、ヘボはヘボなりのアドバンテージ持ってないとなんかくやしいじゃん。阿佐田哲也氏言うところの「フォーム」みたいなものかもしれない。

遠くまで投げられないのなら、息を殺して忍び寄る。その方がいい結果につながるときだってある。

水口憲哉氏
水口憲哉氏
9.24(終了)
9.24(終了)
桜鱒の棲む川 水口憲哉(2010)
桜鱒の棲む川 水口憲哉(2010) 山形県・小国川/山形県・最上川/山形県・赤川/秋田県・米代川/秋田県・阿仁川/秋田県・雄物川/富山県・神通川/富山県・庄川/福井県・九頭竜川/石川県・犀川/石川県・手取川/東京都・多摩川/神奈川県・酒匂川/新潟県・三面川/新潟県・大川/岩手県・安家川/青森県・老部川/岩手県・気仙川/北海道・斜里川/北海道・サンル川/岐阜県・長良川
フライの雑誌-第109号|発言! 最近の[外来生物行政]にもの申す
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『淡水魚の放射能 川と湖の魚たちにいま何が起きているのか』(水口憲哉=著/フライの雑誌社刊)
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